こんにちは
先日のAtCoder Beginner Contest 129において緑レートになることが出来ました。
コンテスト参加回数14、初参加からおよそ3ヶ月での到達でした。
競技プログラミングを始めたきっかけ、そしてこの3ヶ月の間にやったことについて、時系列順にぼちぼち書いていこうかなと思います。
高校三年生秋〜
この頃は競技プログラミングについて存在自体も知りませんでした。そして高校時代僕はいわゆるパソコンオタクと呼ばれる存在ではありませんでした(この表現が正しいのかは分かりませんが…笑)(主張したかったのは僕の初期スタートがガチガチの初心者だったという事です)
自分のPCを所持することはおろか、基本的に自身の部屋に電子機器の持ち込みを一切禁止されていた中高6年間だったので仕方ないね(´・ω・`)
まぁ親に内密で所持していたiPod touchでTwitterはやっていたのですが、これが僕が競プロを知るきっかけとなりました。(人生何がきっかけになるか分からない・・・!)ちょうど受験で気分が上がらなかった時期でもあり、プログラミング関係の事に漠然とした興味を抱いていたので、勉強の合間に色々と調べて「競プロとても面白そう!早く受験終わらせて競プロを始めたい!!」と思うようになっていました。
受験終了〜
国公立前期日程が終わり受験の呪縛からようやく解放されて気持ちは晴れやかでした。本当は後期日程の勉強をするか迷いどころではありましたが、選ばれたのはAPG4bでした(え?)
やる気と時間だけは有り余っていたので、PCを購入するまでの時間が待ちきれず、スマホコーディングでAPG4bをやってたんですよね(威風堂々)今思い返してもやる気だけはあったんだなぁと思います。
APG4bはプログラミング知識0からでも取り組む事が出来て、初心者の競プロを始める環境としてオススメです。
3月
- APG4bをやった事でABCのA問題は大体解けるようになる。
- 卒業式の朝も勿論競プロをしていた(限界)
- コンテスト初参加してA問題を一完する。
- AtCoder登録1週間でABCのA問題埋めが完了する。
- 少しづつABCのB問題埋めも進めていき、2回目以降のABCではB問題も通せるようになる。
- 某東京の工業大学の不合格で10分落ち込んだ後は再び精進を開始してた気がする
- 後は、AtCoderに登録したら解くべき10題をやりました。
3月にやった事はこんな感じでしょうか。他にも色々と問題は解いていたと思います。
僕の競プロの勉強法としては、必ずしも自力で解かないといけない!って事は全く無いと思っていて、数分考えて分らなかったら解答や他人のソースコードを読むことが多いです。ある程度この経験を積むと競プロで問題を解く大枠が掴めるのかなって思います。(これは案外大事と思ってます。あと自力では無くとも高得点が通ると嬉しくてモチベになる)
4月
早稲田大学に入学。
色々な偶然が重なって競プロerの知り合いが出来ます。彼のツテで早稲田の競プロerのコミュニティに忍び込むのに成功しました。これが僕にとってはとても大きい出来事でした。
早稲田には競プロのサークルは存在しないのですが、週に一度ほど練習会が有志で行われています。学内で学年の枠組みを超えて競プロをやる雰囲気が僕は大好きでこの大学に入学して良かったなと思っています。
余談ですが当時僕はAtCoderのコードテストの画面でコーディングしていて、それを見て「これはいけない」となったWFに出場した先輩方に環境構築して貰うという、貴重な(?)体験もしました。
こうやって4月中旬あたりから競プロerの知り合いが増えていって、競プロ沼にズブズブと入っていきました笑
(やはり環境というのは大きくて、周りにやっている人の存在は大きいです。周りにやっている人が居なくて競プロを知らなかった高校時代を過ごしたので、今度は僕が伝える立場になれたらなと思っています)
5月
- ABCのB埋めが終わる。
- レートの初めて停滞期を経験する。ここは耐え時だろうな〜と思いつつ復習をしっかりやろうと心がけた。
- ホワイトボードを購入する(割と競プロの効率は上がった気がする)
このアカウントで報告したか忘れたんですけど、僕バカなので自宅にこのサイズのホワイトボード購入したんですよね pic.twitter.com/aVsTJSMVoH
— かっつ🍀🌈🎵🌥️ (@_KKT89) May 30, 2019
レート的には停滞していたが、経験を積んだことにより単純に解ける問題の種類が増えていったのはこの時期だったと思います。そして6月になって緑に到達することが出来ました。
これからについて
来月のICPC国内予選に向けてチームメンバー(Sen,Hyado君)と練習会を開いていきたい。メンバーが水色or水色に近い緑なので、僕も負けずに次は入水目指して頑張っていきたいと思います。
終わりに
ここまで読んで頂きありがとうございます。色々と書きたいことがもっとあった気がしますが文章にまとめるのは難しいですね・・・
取り敢えず伝えたかったのは、ガチ初心者でも競プロは全然楽しめます!!!ということです。
これが書きたくてこの記事を書いてた感じです。寧ろガチ初心者ほど初めに触れるのは競プロの方が敷居が低いのかなと思ってます(ハマるかどうかは別として)
それではまた!